現在沖縄での交通手段は自動車が基本となります。
モノレールやバス・タクシー等もありますが、
やはり県民や観光客の移動手段は自動車やバイクが中心となっています。
ここで問題になっているのが沖縄の道路事情です。
沖縄の道路は滑りやすく、特に雨降りの時はその傾向が顕著に現れます。
(雨が降ると事故が多発する為、私どもは心配になってしまいます。)
また強烈な直射日光や台風の風雨、海からの塩分もアスファルトの劣化に影響しています。
その為雨降り時の運転は、急発進・急ブレーキ・急ハンドルは事故の原因となりますので避けましょう。
雨が降ったら車間距離を十分にとって安全運転を心がけましょう。
では、なぜ沖縄の道路は滑りやすくなっているのでしょうか?
それは、アスファルトに使う砂や砂利の材質に問題がありました。
沖縄で採れるアスファルトの骨材は主にコーラルリーフロック(隆起さんご礁石灰岩)となってます。
この石灰岩の特徴は軟らかで磨耗しやすく、濡れると非常に滑りやすくなる事です。
この為沖縄の道路は雨が降ると非常に滑りやすくなっています。
高速道路では、滑りやすい材質を使用すると大きな事故につながりますので、
アスファルトの材質は本土の硬質砂岩を使用しています。
又、国道では30%本土の硬質砂岩を使用しています。
県道や市道などはコーラルリーフロックが使われています。
したがいまして高速道路や国道以外の道は雨が降ると非常に滑りやすくなっています。
滑りにくい材質を使えば解決出来る事ではありますが、
すべての道路に本土の硬質砂岩をしようすると莫大な費用がかかり、実用的ではありません。
沖縄での運転は、車間距離を充分にとって早め早めのブレーキで安全運転に心がけましょう。
それでも事故は起きるものですから、必ず自動車保険には加入して万が一に備えましょう。
記事担当:シライシ保険センター(有限会社ドウ) 仲村
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