開発事業部の真栄田(マエダ)です。
実は、去った10月に宅地建物取引士資格試験を受験しました。
宅地建物取引士とは、不動産(土地・建物)を「売りたいな・買いたいな」や「貸したいな・借りたいな」などの当事者ニーズを合致させることによって、当事者から成功報酬をいただくことを仕事としています。
簡単にいえば当事者同士を「お見合い」に導き、「結婚」してもらうお手伝いをする不動産版、愛のキューピッド(=仲介の資格)でございます♡
略して宅建試験は、年1回きりの国家資格試験で、「民法・宅建業法・法令上の制限・税その他」の4分野より合計50問が出題され、7割程度の正答率(つまり35点程度)が合否の目安です。
合格率は毎回10%台半ばで推移しています。
早い話、4分野とも「法律」です。
合格に向け励んでいる途中に気付いたのですが、法律を学ぶことで仕事はもとより、「日常生活にも役立つ知識」を得られる有り難い資格と感じました。
が、しかし、試験問題は法律を基に作成しているので、問題文の多くは専門用語のオンパレードで解読不能問題続出。
例えば、
・登記を「備える。」⇒「備える。」は登記を「した。」、「終えた。」や「済ませた。」の意味です。
次に、
・「善意」とは、単にある事情を知らないことをいう。
・「悪意」とは、ある事情を知っているこという。
・「過失」とは、あることについて不注意や落ち度があることをいう。
・「無過失」とは、落ち度がないことをいう。
・「有過失」とは、落ち度があることをいう。
・「重過失」とは、落ち度の度合いが大きいことをいう。
・「軽過失」とは、落ち度の度合いが小さいことをいう。
う~ん、頭痛が。ここまで平気ですか?もう少しチバリヨ(頑張って)。
最後にダメ押し!
・「善意無過失」とは、ある事情を知らないし、その点について落ち度がないことをいう。
どう? 参りましたか?
一方で日常生活においてお役に立つところでは、
・隣地の樹木の「枝」が境界線を越えるときは、樹木の所有者に「枝」を切り取らせることができる。
隣地の樹木の「根」が境界線を越えるときは、越境された側が、その「根」を切り取ることができる。
・父母と意思疎通することができない「赤ちゃん」でも不動産を所有することができる。
すごいぞ、赤ちゃんっ。
以上、法律用語と民法の紹介でした。
さて、運命の試験合格発表は、来る12月某日に試験機関のHPにて合格者受験番号のみが掲示されます。
私の合否結果については、残念ながら今後のこの紙面での発表は控えさせて頂きます(笑)。
ここまで長文にお付き合いくださって誠にありがとうございます。
やっと本題に入ります。
サブタイトルの「若人へのつぶやき」は、若い諸君は「若い時期」に資格取得など、いろんな事に励んで欲しいとお伝えしたいのです。
私は生を受けて既に約半世紀が経ち、避けることのできない身体の衰えを感じながら日々を過ごしていますが、資格試験に向けての勉強は体力と集中力の勝負でもありました。
先ず、目の衰えにより字がかすんで見えることに伴う頭痛、そして首こり・肩こり、たまに腰痛など、それは集中力にも多少の影響を及ぼしました。
少年期から青年期にかけて親や諸先輩方から「若いうちに何でもチャレンジするものだ。」と言われ続けていました。
「若いうちはムリがきくが、おじさんになるとムリがきかなくなるヨ、あんた。」と金言(?)に聞こえないフリをしていたマエダがいました(笑)。
後悔・・・。なので、
若人諸君、可能な範囲で「今」をがんばった方が良いゾ!
では、また。
記事担当:開発事業部 真栄田
私達白石開発事業部は、沖縄県本島北部のやんばるの海と森に抱かれた約80万坪もの広大な敷地にリゾートホテル棟(ゾート内に8つのホテル棟が点在し、全304室・18スタイルのゲストルーム)・分譲コンドミニアム・プライベートコテージ・3種類のプール・本格的な18ホールのゴルフコース・ビーチゾーンからなる総合リゾートカヌチャベイリゾートを開発しました。