皆さんこんにちは!
今回はガスバルク取替工事の様子をお伝え致します。
今回の現場は、名護市のリゾートホテル「カヌチャベイリゾート」内のガスバルクになります。
ガスバルクは法令により「製造後の経過年数が20年以下のものは20年、製造後の経過年数が20年を超えるものは5年を検査周期として、再検査を行う」と規定されています。
今回のガスバルクも経過年数20年が近づいていたため取替を行うことになりました。
・今回の現場(カヌチャベイリゾートのマグノリア棟)
・既存バルク1tバルク2基
既存ガスバルクはご覧の通り地中に埋まっておりますが、今回の工事では地下埋設バルクを地上型バルクへと変更します。
今回のガスバルク取替工事は大きくわけて4つの工程に分かれます。
1. 既存のガスバルクの撤去
2. 基礎型枠設置
3. コンクリート打設
4. 新ガスバルクの設置
早速工事の内容です。
まずはじめに、1のガスバルクの撤去です。
埋設バルクを撤去するためにはまず重機を使用してコンクリートを掘削後、土砂を取り除く作業から始めます。
・重機でコンクリートを掘削
・土を掘り起こします
写真では簡単そうに見えますが、重機を使用する人の技術が必要です。
バルク周りの土砂を全て掘り起こしたのでクレーンで引きあげます。
・ガスバルク引上げ
クレーンで慎重に引上げます。
次に2の工程の基礎型枠設置工事です。
・基礎型枠設置
次に3の工程のコンクリート打設です。
コンクリートミキサー車を横付けし、コンクリートをおろします。
・コンクリート荷下ろし
ミキサー車が入れないのでユンボーで近くまでコンクリートをおろし、一輪車で運んでいきます。
見ての通りかなりの重労働です(笑)
・コンクリート敷きならし
スコップ等で型枠に付けた目印の高さに敷きならします。
・コンクリートで締め固め、完成
フロートやコテで敷きならしたコンクリートを平らにし、型枠に付けた仕上げ高さの目印にコンクリートの高さをあわせます。
その後、コンクリートを1日寝かせます
最後に4の新しいガスバルクを搬入・設置を行えば、作業完了です。
・ガスバルク搬入
・ガスバルク設置
今回の工事は4日間かかりました。
ガス事業部では法令を遵守してガス供給設備の取替を行い、安心・安全なガス供給体制の構築に努めています。
以上、ガスバルク取替工事の様子をお伝えしました。
今回はガスバルク取替でしたが、過去にガスバルク新設の記事も上がっておりますのでぜひそちらもご覧ください。
記事担当:ガス事業部 中山
ガス事業部は、生活における熱エネルギーの中心である安全で安定した“LPガス供給”で皆さまの暮らしをサポートします。また、皆さまの生活の質の向上をサポートするため、ガス機器・水まわり商品・厨房機器・空調機器・家電の販売や施工からリフォームまで、幅広く皆さまに貢献いたします。