「業務用換気警報器」ってご存じですか？ | ガス事業部通信

こんにちは、ガス事業部南部営業所大宜見と申します。

皆様、「ガス漏れ警報器」はご存じですよね。

その名の通りガス漏れが発生すると警報音でお知らせする警報器ですが、今回は「業務用換気警報器」について紹介したいと思います。

・業務用換気警報器

業務用換気警報器とは「業務用厨房不完全燃焼警報センサー」の略で、主に「COセンサー」などと呼ばれています。

COとは一酸化炭素のことで、この一酸化炭素を吸い込むと血液中のヘモグロビンと結びつく性質をもちます。

多くの一酸化炭素を吸い込むと全身の酸素が不足し、その結果、軽度な場合には頭痛、めまいなどの症状が引き起こされ、中等度以上になるとけいれん、意識消失などの神経症状を引き起こし、最悪の場合、死に至るケースもあります。

一酸化炭素は酸素が不足した環境下での燃焼、いわゆる不完全燃焼を起こしたときに発生します。

赤火が多く酸素が足りていない状態が下の写真になります。

正常な炎は赤火がなく綺麗な青色になります。

このような危険を未然に防ぐためCOセンサーを業務用厨房などの火をより多く使う施設に取り付けます。

取付け位置はガス器具から8m以内、高さは170㎝±20㎝以内に設置します。

※画像は下記より参照

CO中毒事故を防ぐためには！

① 必ず換気を（給気と排気）ガス器具を使う時には必ず換気をしましょう。密閉空間で排気設備のみの使用は絶対にやめましょう

② 日々のお手入れ、ガス器具のメンテナンス、換気設備の点検を心掛けて下さい

③ 万一に備え、気づきにくいCOの発生を知らせてくれる業務用換気警報器を設置しましょう

これからも安全機器の紹介など、安心してガスをお使いいただけるよう努めて参りますので、今後とも宜しくお願い致します。

記事担当：ガス事業部大宜見

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