新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします!本社ガス事業部平良です!
沖縄も寒い日が続いておりますが、体調に気を付けてお過ごしください!
今回は、「液化石油ガス設備士」の資格取得に向けて行った技能練習を紹介したいと思います。
まずはじめに「液化石油ガス設備士」とは、LPガスのコンロや給湯器、ガス配管などの設置工事や変更工事を行う為に必要な国家資格です。
取得条件は、筆記試験に合格し、次に技能試験にも合格すると「液化石油ガス設備士」を取得する事ができます。
今回は、技能試験の流れを紹介します。
技能試験の内容としては、規定の試験時間内において、所定の工具・器具を使用し、支給される配管用材料を用いて、技能試験問題(製作図面)に基づき配管を作成し、所定の方法により気密試験を行います。
試験で配布される配管用材料は、15A白管・20A白管・15Aユニオン・15A六角ニップル・15A×20Aエルボ【2個】・15Aエルボ・15Aティー・15A×9.5mmホース口です。
これらを、指定された寸法通りに組み立てていきます。
このように、決められた寸法で配管と材料を組みます。
配管の寸法にズレが無いか最終確認します。
次に、制作した配管に漏れが無いか自記圧力計で圧力をかけて5分以上計ります。
配管の締め付けが悪いと、どこかで空気が漏れて圧力が落ちるので、指針が落ちてないか常時確認します。
最後に、自記圧力計で5分以上計ったチャート紙で漏れが無いか確認した後、チャート紙と製作した配管を試験官に提出します。
これで一連の流れは終了です。
後は、試験官が寸法にズレが無いか、配管に大きな損傷が無いか、漏れが無いか全て確認し、合否の判定が行われます。
以上が技能試験の一連の流れとなります。
この記事が、これから受験される方の参考になれば幸いです。
皆さん、今年も良い一年をお過ごしください!
記事担当:ガス事業部 平良
ガス事業部は、生活における熱エネルギーの中心である安全で安定した“LPガス供給”で皆さまの暮らしをサポートします。また、皆さまの生活の質の向上をサポートするため、ガス機器・水まわり商品・厨房機器・空調機器・家電の販売や施工からリフォームまで、幅広く皆さまに貢献いたします。