こんにちは。ガス事業部 中部営業所の金城です。
最近は寒い日が続いておりますが、そんな中、この時期に最も多い問い合わせがあります。
※過去にも同じような記事を書いていますが、再度周知のため記事にしたいと思います。
それは「お湯を使っていたら水になってしまった。」「急にガスが使えなくなってしまった。」などによるお問い合わせです。
こちらはガスメーターによる「C遮断」という安全機能です。
そこで今回は、「C遮断とその復帰方法」について説明していきます。
まず、第一にお客様の使い方が悪いわけではございません!
季節の変わり目にガスの使用量が増加して、その増え方にガスメーターの学習機能が追いつかないとガス漏れの可能性があると判断され遮断します。
ガスメーターが常時認識している通常のガス消費量と比較して、多くのガスを使用すると、自動的に遮断します。
夏場は使わない給湯器を冬になって急に使い始めると、ガスメーターが消費量の少ない夏場の数値と比較して「多すぎる」と判断してしまいます。
また、復帰動作中(ガスメーターによる安全確認中)にガスが流れた場合も、この表示でメーター遮断します。
『C』、『ガス止』の表示と赤いランプの点滅でお知らせします。
現在のマイコンメーターは、お客様の日々の使用量を見ていて多少の増加であれば安全率を見ながら再学習を始めてくれるようになっています。
次に復帰の手順です。
まず、ガス漏れの可能性もありますのでガス器具やガス栓をすべてしめてください。
次に、ガスメーターの確認をお願いします。
メーターの画面に『ガス止』と表示されています。
さらに『ガス止』の右側に『C』と表示があります。
これは、ガスを遮断した原因です。
『C』はガスの流量オーバーが原因です。
確認を終えると、メーターの横に黒の復帰ボタンがあるので3秒ほど長押ししてください。
そして、指を放して15秒くらい待ちましょう。そこで『ガス止』の表示が消えたら復帰完了です。
皆様いかかがでしたでしょうか。
他にもガスに関する事で気になる事がございましたらいつでも問い合わせください。
記事担当:ガス事業部 金城
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