新たな越境ECビジネスモデルに挑戦!!

新たな越境ECビジネスモデルを構築する為に

当社は、これまで中国銀聯グループの銀聯オンラインショッピングモールに、単独で獅子奮闘いろいろな仕組み作りや展示会出店などで頑張ったつもりですが、なかなか一社では厳しいのが現実でした。

今回、沖縄県の通販サイト最大手「沖縄CLIPマルシェ」を運営する“沖縄セルラー アグリ＆マルシェ株式会社”さん（以下、沖縄セルラーA&M）が、理解者といいますか仲間となり「新たな越境ECビジネスモデルケース」のテストマーケティングをしました。

沖縄県の目指すことをまとめると

沖縄県の好調な観光を背景に、沖縄県産品及び全国の特産品の「売れ筋商品」のマーケティングを行い「売れ筋商品」化や、「観光消費拡大」化を図ることで、沖縄県の国際物流拠点機能、経済特区を活用し、那覇空港、那覇港の物流拠点を形成することで、新たな物流モデルの構築・展開、物流関連ビジネスの創出等を目指しています。

そこで昨年8月に沖縄県商工労働部の公募した事業が、「OKINAWA型インバウンド活用新ビジネス創出事業」「民間プロジェクト造成促進事業」です。

共同企業体で望む新たな越境ECビジネスモデル

上記の沖縄県公募事業に対して、沖縄セルラーA&Mを代表者に㈱白石が構成員となり、共同企業体で「中国人インフルエンサーを活用したリアルイベント及び越境ECによる消費拡大事業」を応募し、沖縄県から受託しました。
両社の事業を生かした新たな越境ビジネスモデルを目指してのテストマーケティングです。

上の写真は、中国人気インフルエンサーによるライブチャットを配信しているところです。

沖縄セルラー アグリ＆マルシェ㈱の担当業務

リアルイベントから国内ネットショッピングへの誘導や、中国の人気インフルエンサーを招聘しライブチャットによる越境ECサイトへの誘導を図るリアルイベントを開催したテストマーケティング及び、沖縄セルラーの強みであるFree-Wifi事業の「Be-Okinawa-Free-Wifi」を活用したリンクプロモーションを沖縄セルラーA&Mが担当しました。

沖縄セルラーA&M主催によるリアルイベントを「豊崎アウトレットモールあしびな～」で6日間開催し、中国からのインフルエンサーによるライブチャット配信や、エイサーなどで盛り上がりました。

上の写真は、沖縄セルラーA&Mさん運営の、Free-Wifiランディングページ及び、沖縄通販サイトの「沖縄CLIPマルシェ」です。

株式会社白石の担当業務

中国国内向けのプロモーションと、越境ECでの買物、決済、物流、代金回収の仕組みを㈱白石が担当しました。

＊中国銀聯オンラインショッピングモールへの「沖縄館」開設（スマホ専用）
　URL：http://emh5.chinapay.com/#/shop?iidd=a040d2ff-cd3b-42b4-b20b-4be0060fe412

＊スマホ決済が可能なオリジナル越境ECサイト「いちばん沖縄館」開設（スマホ専用）
　URL：http://1stjp.com/h5/Business.do?id=493054

＊中国銀聯ECサイト日本館へのTOPバナー設置

＊決済＆物流の仕組みを構築

新たな越境ECビジネスモデルとは

観光客が沖縄県内でショッピングをした沖縄及び日本の特産品を、帰国後も越境ECショッピングサイトで購入できる。更に購入した特産品が、ユーザーの口コミから人気が広がり新たなユーザーが生まれ、沖縄への観光来沖に繋がる。その結果、沖縄から海外に向けた新たな物流モデルが生まれ、観光消費が拡大するビジネスモデルです。

今回のテストマーケティングは、上記をふまえリアルショッピングから国内沖縄通販サイトや、越境ECショッピングへ繋がる仕組みを両者の強みを生かしテストマーケティングしました。

記事担当：営業推進部 喜屋武