皆様はじめまして。初の記事投稿!南部営業所の宮城です。
今回は、10月20日(日)八重瀬町にある県営長毛団地広場で行われたコミュニティーガス事業防災訓練の様子をお伝えします。
この訓練は、コミュニティーガス協会と那覇産業保安監督事務所との共催になっており、導管のガス漏れ事故等による二次災害を防止するため、緊急時におけるガス事業者の出動体制の充実及び緊急処置に係る技術の向上を図ることを目的として毎年この時期に行われています。
訓練に参加したのは沖縄県内でコミュニティーガス事業を営んでいる12社で、弊社も参加しています。
なお、コミュニティーガス事業とは、1つのガス発生設備から導管で70戸以上へガスを供給する事業です。
長毛団地にお住まいの皆様も真剣に訓練の様子を見ていました。
今回の参加会社12社は以下のとおりです。
1. (株)白石
2. マルヰ産業(株)
3. (株)協和ガス
4. (有)具志頭給油所
5. JAおきなわ(南部西、東LPガスセンター)
6. 沖縄協同ガス(株)
7. エッカ石油(株)
8. 糸満燃料(株)
9. 沖縄石油ガス(株)
10. (株)りゅうせき
11. (有)丸徳ガス産業
12. 沖縄ガス(株)
12社(16名)が参加しました。
訓練内容は、
1. 通報訓練と緊急出動訓練
2. 心肺蘇生・AED使用法
3. 消火器使用法
となります。
1. 通報訓練と緊急出動訓練
訓練隊長の指示により整列し、訓練開始です。
今回の事故は「震度5強の地震により埋設ガス導管が破損しガス漏れ発生、さらにガスに着火炎上」という事故想定で、通報訓練と緊急出動訓練及び島尻消防本部による延焼防止の消火訓練となります。
ガス導管が破損しガス漏れ発生、ガスに着火し炎上中。
火災を発見した通行人が島尻消防本部へ連絡をして現状況を伝えます。
消防本部はガス事業者へ連絡をして緊急車両を向かわせます。
長毛団地へ続々と緊急車両、消防隊が到着します。到着後すぐに消火活動が始まります。
消火活動によって完全に鎮火が確認された後に、ガス会社の工作班は破損したガス導管の補修作業を行います。
工作班長が補修作業完了を訓練隊長へ報告し、通報訓練と緊急出動訓練は終了しました。
次に心肺蘇生法・AED使用法、消火器使用法の説明が行われました。
2. 心肺蘇生・AED使用法
心肺蘇生の方法やAEDの使用方法について、消防本部の方より説明がありました。
AED(自動体外式除細動器)とは、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。
AEDの使い方を多くの人が知る事で、1人でも多くの方を救うことに繋がると感じました。
3. 消火器使用法
火災時に消火器は欠かせません。消火器の使用方法を知っておく事が二次災害の防止にも繋がります。
訓練参加者の皆様、準備に携わっていただいた皆様、本当にお疲れ様でした!
災害時に迅速な対応ができるように、今後も訓練の実施や参加に努めて参ります。
記事担当:ガス事業部 宮城
ガス事業部は、生活における熱エネルギーの中心である安全で安定した“LPガス供給”で皆さまの暮らしをサポートします。また、皆さまの生活の質の向上をサポートするため、ガス機器・水まわり商品・厨房機器・空調機器・家電の販売や施工からリフォームまで、幅広く皆さまに貢献いたします。