こんにちは。ガス事業部 中部営業所の比嘉です。
今回はガスメーターの取替の様子をお伝えします。
家庭用のガスメーターは、計量法により10年毎に取替えなければなりません。
なぜ取替えが必要なのかと言うと、外観の劣化はもちろんガスメーターの中には電池が内蔵されており、電池が消耗すると下記のようなことが起こります。
① ガスが使えなくなる
② 正確な計量が出来なくなる
③ 確実な遮断が出来なくなる
このように安全機能が働かなくなる恐れがあるため、ガスメーターの取替はとても大事な作業となります。
ガスメーターの安全機能については過去に記事が上げられていますので是非そちらもご参照下さい。
現場外観
取替えするガスメーター
それではさっそく取替え作業開始!!
ガスメーターを取り替えるには大きく分けて4つの工程に分かれます。
① ガスの元栓を閉める
② 工具でネジを緩める
③ ガスメーターを取り外し、古くなったパッキンから新しいパッキンへ取り換える
④ 新しく取り換えるメーターを取り付ける
上記の手順で取替え作業を行います。
この時パッキンを傷つけないよう、締め込み過ぎに注意しながら締めこんでいきます。
ネジの締め付け
取替え後は元栓を開け、ガス漏れが無いかを専用のガス漏れ検出スプレーにてチェックを行います。
ガス漏れ検出剤でチェック
締め付けが悪いと、このようにシャボン玉のようなものが噴き出てしまいます。
ガス漏れが無いよう再度ネジを締め込み、専用スプレーをかけ、漏れが無いことを確認します。
漏れが無いことが確認できたため、これで取替え作業は終了となります。
取替え作業約10分!!
ガスをご利用するにあたって、事故を未然に防ぐために、ガスメーター以外にも多くの安全器具や安全装置付きガス機器があり、そのためお客様が安心してガスをご利用頂けております。
この記事を読んでいただき一人でも多くのお客様が、ガスは安全だ!!と思って頂けると嬉しいです。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。(^.^)
記事担当:ガス事業部 比嘉
ガス事業部は、生活における熱エネルギーの中心である安全で安定した“LPガス供給”で皆さまの暮らしをサポートします。また、皆さまの生活の質の向上をサポートするため、ガス機器・水まわり商品・厨房機器・空調機器・家電の販売や施工からリフォームまで、幅広く皆さまに貢献いたします。