皆さんこんにちは!
ガス事業部中部営業所の中山です。
突然ですが、ご自宅でガスコンロ使用中に地震が起きてしまったら、あなたならどうしますか?
大半の人は大きな揺れを感じたら、焦ってコンロの火を消しに行ってしまうのではないでしょうか?
ですがキッチンは、包丁や食器など凶器になりうる物がたくさん落下してきたり、調理中の熱い油鍋がひっくりかえったりと地震時は大変危険な場所になります。
ですので、こういった大きな地震時は、必ず“火の消火よりも先に身の安全の確保を優先してください!”
というのも、各ご家庭に設置しているガスマイコンメーターには、震度5以上の揺れを感知すると自動的にガスを遮断する安全機能が組み込まれています。
・ガスマイコンメーター
また、ガスマイコンメーターには、過大なガスの流量や長時間のガスの使用を感知するとガスを自動的に遮断する安全機能が組み込まれています。
ですので!
地震発生時にはとりあえず火の始末はガスマイコンメーターに任せ、第一に自身の身の安全の確保を優先しましょう。
また、他にもLPガス設備には様々な地震対策が施されています。
・耐震自動ガス遮断機
容器置き場に設置され、震度5相当(150~250ガル)の振動を感知して、3秒以内にガス通路を遮断します。
・ボンベチェーン
各ご家庭のガスボンベは転倒防止用チェーンで固定されています。
・張力式ガス放出防止高圧ホース
地震時、容器が転倒して高圧ホースに所定以上の張力が加わった場合に、容器のバルブ部分から外部へガスの放出を防止します。
・ポリエチレン管
ガスの埋設配管には伸縮性のあるポリエチレン管を使用し、地盤沈下や地盤変動に対しても優れた可とう性を発揮します。
そのほかにも、ガス漏れ警報器やコンロのSIセンサー機能など、ご自宅のガス設備には様々な安全装置が備えられておりますので、地震時には丈夫な机やテーブルの下などにもぐり、頭部はクッションなどで頭部を保護するなどし、最優先で身の安全を確保してください。
日頃から、非常時に備えて確認・訓練をしておくことは、いざという時落ち着いた行動を取るためにとても大切なことです。この機会にぜひ、地震の時のガスの対処法を確認してみてください。
記事担当:ガス事業部 中山
ガス事業部は、生活における熱エネルギーの中心である安全で安定した“LPガス供給”で皆さまの暮らしをサポートします。また、皆さまの生活の質の向上をサポートするため、ガス機器・水まわり商品・厨房機器・空調機器・家電の販売や施工からリフォームまで、幅広く皆さまに貢献いたします。