皆さんこんにちは!ガス事業部中部営業所の中山です。
早速ですが、うるま市栄野比にある白石ガス供給会社(LPガス)石川タクシーさんにお邪魔しました。
今回は2020年1月から石川タクシーさんで運用を開始した“オートコンポ (LPガス簡易式ガススタンド)”について皆様にご紹介したいと思います。
・オートコンポ (ガス事業部にて2020年1月設置)
まず初めにオートコンポとは、LPガスを燃料とするLPG自動車にLPガスを充填する簡易式LPガススタンドです。
イメージ的にはガソリンやディーゼルを給油するガソリンスタンドのLPガスバージョンと思ってください。
LPガス(プロパンガス)と聞くと、ガスコンロやガス給湯器の燃料としてイメージされる方も多いと思いますが、LPガスはタクシーや配送車両などの業務用車両の燃料として広く使用され、特にタクシーの場合、国内のタクシー約8割程がLPガスを使用しています。
・タクシーに内蔵されたガスタンク
LPガスを燃料として走行する車を「LPG自動車」「LPG車」と呼び、ガソリンやディーゼル車と比べると、黒煙が出ず、排気ガスがクリーン・航続距離が長い・騒音や振動が少なく、深夜の住宅街などでも走行しやすいなどの特徴があります。
・LPG車
次に今回導入されたオートコンポ(カグラベーパーテック社製)の特徴ですが
1.操作性が向上し、誰でも簡単に充填ができ、連続充填も可能
2.LPガススタンドと比べコンパクト設計でかなりの省スペースを実現
3.LPガス発電機と非常用ガス栓BOXを備え、災害対策用バルクシステムとして活躍
LPガス発電機を設置することで、停電時や災害時にも充填することができ、また非常用ガス栓BOXを設置することでガス器具の使用が可能となり、とても頼りになるエネルギー基地となります。
LPガス発電機については過去に私が紹介した記事がありますので、ぜひそちらもご覧ください。
このオートコンポについて経済産業省は災害時の電源、暖房や炊き出し、交通確保を一度に可能とするシステムとして設置を推進し、導入に際し補助金を交付するなど、東日本大震災以降国内で課題となっている分散型エネルギーシステムとして今大きな期待が寄せられています。
今回、石川タクシーさんへ設置したオートコンポは沖縄初導入となり、他の物件からも注文を頂き、今後私たちガス事業部では積極的にオートコンポの導入を推進していきます。
以上がオートコンポ(LPガス簡易式ガススタンド)のご紹介でした。
お問い合わせは弊社ガス事業部までご連絡ください!
記事担当:ガス事業部 中山
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