訪日外国人の数が激増している昨今、沖縄県も例外なく外国人観光客が年々増えております。
沖縄県での移動手段として多く選ばれるのがレンタカーですね。
私ども保険代理店にも、お客様から「外国人の運転するレンタカーとぶつかった」という事故の報告が増えてきております。
・「その時事故処理はどうすればいいの?」
・「保険って大丈夫?」
など気になる方も多いと思いますので調べてみました。
さて、沖縄県観光の外国人レンタカー利用数は、(2014年から2016年のデータですが)以下のとおりです。
2014年 85,323台
2015年 143,735台
2016年 206,413台
急増していますね。
レンタカー利用者が増えると、事故数も比例して増えてきます。
2014年 2,901件
2015年 5,073件
2016年 9,648件
2年間で事故件数は3倍になっております。
次に、国籍は台湾、韓国、香港からの旅行者が9割を占め次いで中国の順になっています。
では、その事故の内容は?
沖縄県の事故内容で多いのは、駐車場内などでの軽い接触事故や、小さな物損事故が多く、死亡事故のような大きな事故は少ないようです。
事故の原因は?
日本は左側通行で多くの外国では右側通行。
車も、日本は右ハンドルで多くの外国は左ハンドルです。
走行帯や車輌の形状も大きく異なっていますので、多くの原因はここにあります。
(40年前、沖縄でもこんなことが・・・)
そもそも外国人が日本で運転してもいいの?
日本で車輌を運転する為には、ジュネーブ条約を批准している国で発行された国際免許証を所持していれば大丈夫のようです。
事故を減らすための沖縄県の対策は?
外国人ドライバーにも交通標識を分かりやすくする等の対策の他、ピンポイントで事故の多い交差点や、外国人ドライバーが急ブレーキを踏んだ地点に注意喚起する看板などを設置しております。
事故にあった場合は?
外国人ドライバーのレンタカーとの事故ですが、レンタカーであれば対人賠償や対物賠償は基本付いておりますので、安心して下さい。
事故の交渉も、運転者の外国人と行うのではなく、保険会社との交渉となりますので、そちらもご安心して頂けると思います。
ただし、事故が発生した場合は警察への事故の届けは忘れずに行いましょう。
事故を減らすために私たちが注意する事は?
外国人のドライバーが運転するレンタカーは、交通ルールや走行帯が違う国からきたドライバーだと認識し、急ブレーキや急な方向転換、方向指示器無しでの右左折など、あるものだと注意しておくことが大切ですね。
最後に、私たち自身の自動車保険の加入状況や、更新もれなどが無いか、再度チェックしましょう。
記事担当:シライシ保険センター(有限会社ドウ) 仲村
弊社は、シライシグループの保険部門を担当する、有限会社ドウという保険代理店です。近年保険業界では、様々な保険商品が販売されております。お客様に万が一の事故や不測の事態が起こった場合、その様々な保険商品がお客様のご家族や生活を守ります。とは言え、現在ご加入の保険が今の生活に合った保険なのかリスクをカバー出来ているのか心配だと思います。そこで弊社ではリスクの洗い出し、リスクの再検証による保険の見直しを行っております。お客様が安心して生活出来るよう最良の保険をお勧めしております。お見積もりは無料ですので、お気軽に弊社へ保険の設計をご用命頂きたくご案内致します。お客様の安心生活を願って・・・