今回は沖縄県の飲酒運転のお話です。
さて、平成30年中の沖縄県の飲酒運転検挙件数は2,222件で、昨年と比較して180件増加しています。
人口1,000人あたりの飲酒検挙件数は1.64件で全国最多でした。
ちなみに、九州全体で0.43件 全国だと0.21件です。沖縄県は九州平均の約3.8倍、全国平均の約7.8倍となっています。
また、飲酒絡みの人身事故の構成率は平成2年から平成28年まで、なんと、27年連続でワースト1でした。
では、飲酒運転で検挙された時間帯を調べてみると、
1位 6~10時 で出勤時間帯が最多でした。
2位 2~6時
3位 22~2時
となっていました。
出勤時間帯が最多なのは、やはり深酒によるものです。
年齢別で見てみると、
1位 30代 23.7%
2位 40代 22.0%
3位 20代 20.9%
なんと「10代 3.2%」10代の飲酒検挙が3.2%もあるのは驚きです。
では、ここで実験です。
50代・男性・体重・65キロが深酒をしたら、何時までアルコールが検出されるか?やってみました。
まずは、ビールで乾杯!その勢いで3杯飲んじゃいました。
泡盛を6杯飲んで、
二次会 お洒落なBARでシングルモルトを2杯ほど飲んで、12時頃解散しました。
家に帰って1時に1回目の測定
完全に酒酔い!!
で、7時まで眠ってから測定
まだ酒酔いの状態ですね。
あとは、1時間毎に12時まで測定をしてみると、
完全にアルコールがぬけるのは12時頃でした。
私の場合は、夜12時頃まで飲むと翌日のお昼まではアルコールが体内にある、という事が分かりました。
前日12時頃まで飲んで、翌日の出勤にバイクや車を使うと、酒酔い・酒気帯び運転で検挙される事になります。
皆様、深酒をした翌日は、車両の運転は絶対にしないようにしましょう。
では、ここで飲酒運転の罰則はどのようになっているのか調べてみました。
酒酔い運転の場合
5年以下の懲役又は100万円以下の罰金
違反点数35点、免許取り消し、欠格期間3年です。
酒気帯び運転の場合
3年以下の懲役又は50万円以下の罰金
違反点数や欠格期間は呼気1リットル中のアルコール濃度で決められています。
忘新年会期間真っ最中ですが皆様、深酒の翌日は運転をしないよう気を付けましょう。
記事担当:シライシ保険センター(有限会社ドウ) 仲村
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