自動車保険に、火災保険、傷害保険に、医療保険など、など。
知ってるようで、わかっていなかったことがないように、いまいちど保険商品について確認してみましょう。
●車にかかわる保険
○自賠責保険(強制保険 ※法律によって加入が義務付けられています)
車の事故により、他人を死傷させた場合の加害者が負う損害賠償に備える保険です。
下記の通り、支払い限度額が決まっています。
・傷害による損害は被害者1名につき120万円
・後遺障害による損害は被害者1名につき4,000万円
・死亡による損害は被害者1名につき3,000万円
被害者の車、自分の車、自分のケガの損害については、補償できません。
よって、「自動車保険」で備える必要があります。
○自動車保険(任意保険)
車の事故により、他人を死傷させたり、他人の物(くるま)を壊してしまったりした場合の賠償金、自分のケガ、自分のくるまの損害などに総合的に備える保険です。
相手にケガをさせた・・ 対人賠償保険
相手の物を壊してしまった・・ 対物賠償保険
自分や同乗者がケガをしてしまった・・人身傷害保険、搭乗者傷害保険など
自分の車がこわれてしまった・・車両保険
●住まいの保険
○火災保険
建物や家財に対する火災や自然災害(地震災害を除く)などによる損害に備える保険です。
火災保険は火災だけでなく、風災(台風で瓦が損壊など)水災(大雨で床上浸水など)した場合や自動車の飛び込み、いたずらによる投石、給排水管の事故による床の張替え、空き巣による家財の盗難や窓ガラス・ドアの破損など、契約方法によりさまざまな損害に備えることができます。
しかし、地震・噴火・津波による損害は、火災保険では補償されません。
○地震保険
建物や家財に対する地震・噴火・津波による損害に備える保険です。
地震保険は、単独で契約できず、火災保険とセットで契約する必要があります。
※中途で付けることも可能です。
地震保険の保険金額は、火災保険の30~50%に設定し、限度額は、建物5,000万円 家財1,000万円となります。
保険金は損害の程度に応じて一定割合が支払われます。
全損の場合、地震保険金額の100%(時価が限度)
2016年12月31日以前始期の契約 半損の場合、地震保険金額の50%(時価50%が限度)
2017年1月1日以降始期の契約 大半損の場合、地震保険金額の60%(時価60%が限度)
2017年1月1日以降始期の契約 小半損の場合、地震保険金額の30%(時価30%が限度)
一部損の場合、地震保険金額の5%(時価5%が限度)となります。
保険料には、建物の免震・耐震性能に応じた割引制度があります。
地震保険加入の際は確認が必要ですね。
●からだの保険
○傷害保険
傷害保険は「ケガ」による損害に備える保険です。
「病気」は補償できません。
「病気」に備えたい場合は医療保険をご検討ください。
○医療保険
医療保険は「ケガ」「病気」による損害に備える保険です。
申込みの際には告知書へ健康状態を正しく記入しなければなりません。
事実と異なることを記入した場合、契約が解除されたり、保険金が支払われない場合があります。
告知書の記入には細心の注意が必要です。(通院歴を忘れて記入しなかったなど)
さて、保険商品には名称は同じでも保険会社によって補償内容、保険料に違いがあります。
保険を上手に活用するために、いまいちど商品の概要について確認し、疑問に思うことやいまいち理解できないことがありましたら、保険会社、保険代理店へ聞いてみてはいかがでしょうか。
記事担当:シライシ保険センター(有限会社ドウ)
弊社は、シライシグループの保険部門を担当する、有限会社ドウという保険代理店です。近年保険業界では、様々な保険商品が販売されております。お客様に万が一の事故や不測の事態が起こった場合、その様々な保険商品がお客様のご家族や生活を守ります。とは言え、現在ご加入の保険が今の生活に合った保険なのかリスクをカバー出来ているのか心配だと思います。そこで弊社ではリスクの洗い出し、リスクの再検証による保険の見直しを行っております。お客様が安心して生活出来るよう最良の保険をお勧めしております。お見積もりは無料ですので、お気軽に弊社へ保険の設計をご用命頂きたくご案内致します。お客様の安心生活を願って・・・