こんにちは。
今回は、中核充填所稼働訓練を行いましたのでその様子をお届けしたいと思います。
そもそも「中核充填所」とはなにか。
万が一、大規模な災害が起きてしまった場合でも、安定的なLPガスの供給が可能な充填所の事です。
弊社 南部営業所は中核充填所に指定されております。
中核充填所の訓練は、石油備蓄の確保などに関する法律(備蓄法)に基づき、石油ガス輸入業者や石油ガス販売事業者が、大規模災害発生時に互いに協力してガスの供給を行えるよう中核充填所にて実施されています。
訓練開始
地震発生により充填所内機能停止(事務所内機器、充填機、コンプレッサー、ポンプ、照明)。
地震により配管等にガス漏洩がないか検知器を使用し、入念にチェックしていきます。
ガス漏洩が無いことを確認後、充填所が停電状態であると想定し、ガス発電機を稼働させ、充填所の機能復活を行います。
災害時に停電が起きた場合でも、中核充填所はガス発電機設備があるので、ガスを燃料に発電して充填所の機能を維持することができます。
次に衛星電話を使用し情報の伝達を行います。
情報伝達後、避難所からLPガス供給の要請があった為、ボンベ充填後、配送を行います。
これにて訓練終了となります。
地震や津波など、災害や事故はいつどこで発生するか分かりません。
災害に備え訓練をすることは、二次災害の防止にもつながってきます。
今後も継続的に訓練を実施していきたいと思います。
記事担当:ガス事業部 新城
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