怖―い地震・津波・火災、これを機に備えあれ！！

皆様こんにちは、東江店所長の富濱です。

今回は危険物安全協会の取り組みの一環で防災と応急手当の講習を受けた時のお話です。

場所は、名護市消防本部です。

参加者は、危険物安全協会の50事業所の参加可能な方々です（50名近い参加人数でした）。
参加者の多さに防災と救命の意識の高さを感じさせられました。

上の画像は、シアタールームで実際にあった地震や津波の写真を参加したメンバーで見ているところです。

火災の時の映像です。迫力あって実際に目の前で燃えていたら怖いですね(>_<)

シュミレーター（体験型）です。
車に乗っている時に水位が例えば50㎝になっていたら、車の外に出る為には、どれだけの力が必要なのか、体感出来ます。

こちらは、家の中から外に出る為に、50㎝も水嵩が増す時ドアに掛かる圧力がどれだけなのか体感できます。やってみたら、かなりドアが重たかったです。(>_<)

キッチンで鍋の油が引火した場合の消火器の使い方と正しい距離を体感してもらうところです。
ちなみに、距離は約3M位です、近いと油が跳ねて火傷する可能性があるからです。

火災が起きた時に煙を吸わない様に非常口まで無事に行けるかを体感できます。
姿勢は低く、ハンカチやタオルがあればそれで口や鼻を覆い、煙を吸わないように、無ければ手で覆います。
非常口の案内に従って行く途中で非常口のドアを開けたら火が充満しているところがありました（トラップです）。こういう時にリーダーになる人は周囲に気を配らなければなりません。

ここからは、人型の模型で応急処置の講習です。

テキストです。

今何をやっているかと言うと、

人が倒れていたら何をすべきか？

①声を掛ける
・反応があるか確認（ただ寝ているかもしれない）
・反応がない→大きな声で周りに助けを呼ぶ

②人を呼ぶ時は、一人には、119番に電話をお願いする、もう一人には、AEDを持ってきてもらうようにお願いする。指示をする時は必ずその人を指さしてお願いをする。誰かがやるだろうという雰囲気を作らない為。

長くなりそうなので、以下省略しますが、詳しい内容は応急処置マニュアルに載っていますので興味ある方はこちらをご確認ください。

http://www.city.naha.okinawa.jp/kakuka/fire/station/kyukyuka/oukyuteate.html

人形を使っての人工呼吸の訓練です。

★胸骨圧迫30回に人工呼吸2回の組み合わせ
★AED到着後、AEDを装着し心電図解析し、電気ショックは必要か？確認する
★電気ショック後直ちに胸骨圧迫から再開、救急隊員に引き継ぐまで続ける

結構大変でした。
ちなみに胸骨圧迫は、もしもし亀よの唄のリズムでなので少し早い感じです。

一人が胸骨圧迫し、もう一人が人工呼吸を手分けして行いました。
胸骨圧迫は大変なので、人が多ければ交代でやった方が良いです。変わるタイミングも大事です。

ちなみに、乳児の胸骨圧迫は指二本で行います。

今度は、喉に物を詰まらせた時に行う処置です。
背中をポンポンと叩いて詰まった物を出させる訓練です。子供やお年寄りに多いですね。

俺はホモじゃないよ～、そっかプロレスごっこ？
違いますね、こちらも、喉に詰まった物を出す為に、後ろから捕まえてお腹に圧迫を与えて取り除く方法です。

今回の講習を受けて、普通救命講習修了証がもらえました。
これは、各自治体の消防で簡単に受けられます。

人が倒れている現場に遭遇する事はないと思いますが、家で家族の誰かが倒れたりしたら、胸骨圧迫と人口呼吸をやるだけで生存率が高くなります。

ちなみに、テレビでNHKにしてdボタンを押すと、（救命処置の方法）の中に心臓マッサージの方法がでます。普段から見ておけばいざという時に助かります。

今回、長くなってしまいましたが本当はもっと情報があります。
それはまたの機会という事で、今日はこの辺にしたいと思います。

最後に記念撮影。普段は同じサービスステーションを運営する戦友ですが、危険物安全協会名護支部を通しての地域を支える大切な仲間です。
これからも、地域の為に力を合わせて頑張っていきます。

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記事担当：石油事業部 名護東江店 富濱